真夜中、時計の秒針だけが規則正しい沈黙を刻む、シンと静まり返った暗い自室のベッド... #エッセイ

真夜中、時計の秒針だけが規則正しい沈黙を刻む、シンと静まり返った暗い自室のベッドのなかで横たわっている。

心の中に広がる他者への激しい「悲しみ」や「怒り」を、「こんなことで取り乱してはいけない」「大人なのだから流すべきだ」と理性で蓋をするとき。

頭のロジックで抑え込まれた不揃いな感情は、決して消え去るのではなく、心の内側の地層に溜まり、濁った澱となって自律神経系を冷酷に縛り付けるのだ。

どのような社会的な美しさに満ちたあらすじにも載せられない、泥に汚れた不条理な本音であっても、エラー製品として排除しようといじめないで。

ただ「私は今、深く傷ついているんだね」「あいつが許せないんだね」と、その質感(フェルトセンス)の傍らに名前をつけずにただ伴に寄り添ってみる贅沢。

判断を挟まない全人的な受容がお腹の底にじんわりと染み渡るとき、強迫システムは静かにOFFになる。

自らの内なる実感を唯一の正解として生きるとき、張り詰めていた皮膚の緊張は芯から心地よくほどけていくのだろう。

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
○ 無料・小冊子
──『「優しすぎて 損をしてしまう」自分へ』
https://yoake.honwaka.club/free-guide

いつから、私たちは…
自分の足音が聞こえないほど
騒がしい場所を歩いてきたのだろう ──
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
静かに自分と向き合う『夜明けの図書室』
https://yoake.honwaka.club/

このブログの人気の投稿

選択のまばたき

長年使い込まれてエッジの尖った...

佇まいの聖域