「もっと知識を蓄えなければ、成長して変わらなければ見捨てられる」という、自己啓発... #エッセイ

「もっと知識を蓄えなければ、成長して変わらなければ見捨てられる」という、自己啓発のシステムが内側に植え付けた、過酷な思考コスト。

それは、自分の中に厳しい監視員を飼い、鞭を打たれながら終わりのない上昇志望の階段を上り続けているような、激しい搾取のシステム。

その強迫観念に追われているとき、私たちの皮膚の表面はピリピリと過覚醒になり、呼吸の深さを完全に失ってしまう。

そんな重い荷物を、今日、思い切って門の外へ降ろし、自らの心の中に真っ白で静かなスペース(余白)をただ確保してあげるという、 Being の贅沢。

役に立つかどうかという条件付きの価値観から離れ、ただ息をしているだけの自分を許してあげる聖なるセルフケア。

スマートフォンの電源を切り、誰かの肥やしにされる騒がしいオンラインの喧騒から離れるスマートな退却のいとなみ。

余白に満ちた凪の空間に身を浸すとき、頭の奥の張り詰めはゆっくりと溶け去り、冷え切っていた指先へじんわりと心地よい温もりが戻ってくる。

魂の主権を誰にも明け渡さないための、もっとも静かで気高い自治の姿がそこにある。

こころの声に耳を澄まして寄り添う
真摯な傾聴セラピー・ほんわか倶楽部

https://honwaka.club/
(来談者中心療法・PCA・フォーカシング・ナラティブセラピー…等々)

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