幼い頃から条件付きの愛情に晒されてきたから、他者との関係でもすぐに自分の境界線を... #エッセイ

幼い頃から条件付きの愛情に晒されてきたから、他者との関係でもすぐに自分の境界線を1歩譲り、自分を差し出して輪郭がぼやけてしまう消耗。

他人のスケジュールや欲求に自分のリソースを100%明け渡し、心のセンサーが麻痺して自らの現在地を見失っていた過酷なサバイバル。

内側でかすかに「みしみし」ときしむ音が鳴り響いていたその微細な違和感(フェルトセンス)を通じて、静かに気づいたなら、そこが退却の合図。

世界とのつなぎ方をミリ単位で調整し、私自身を最も大切に扱うための新しい凪の物語をここから綴りはじめる。

他人に理解されるための不毛な努力をそっと手放し、自らの内なる実現化傾向を信じて一歩前へと踏み出していく旅路。

背筋をすっと伸ばして大地をしっかりと踏みしめるとき、お腹の底には確かな主権の熱量が戻ってくるのを感じるはずだ。

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