朝露をたっぷりと孕んだミントや...

朝露をたっぷりと孕んだミントやラベンダーの葉から鋭く清らかな香りが大気いっぱいに漂い、まだ世界が動き出す前の圧倒的な静寂に包まれている、初夏の早朝のハーブ園。

湿った黒い土の上に置かれた丸椅子の籐の座面に腰掛け、肺の奥深くまで冷たい新鮮な空気が満ちていくにつれて、日中の騒がしいDoingのレースで擦り切れた神経系が静かに息を吹き返していきます。

誰もいない深夜の図書室の、古い本の革背表紙たちが闇のなかに静かに溶け込んで一体化している、あの深く、静かな佇まいの圧倒的な安全感。

外側の世界がどれほど「正しいか間違いか」の二元論の土砂降りであっても、あなたの中の深い場所に築かれた聖域は、いつでも誰の侵入も許さない安全な凪のままだから。

「断ったら見捨てられる」という恐怖から自らの境界線を麻痺させて他者のスペースに適応してきた、切ない生存サバイバルの古い記憶。

他人の作った独自の採点表やルールブックをきっぱりと拒絶し、人生の操縦桿を他者から自分の手へと完全に取り戻した大人の引き算のしつらえ。

明確な答えを持たないまま、ただ息をして、ここに佇む Being(存在)の圧倒的な尊厳を無条件に抱きしめるセルフケア。

重心がお腹の底にどっしりと安定するとき、外敵を警戒して一日中強張っていた背中の筋肉は、芯から心地よくほどけていく。

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